greco2号店のアイキャッチイメージ

もっとリーズナブルに!もっとカジュアルに!GRECOのめざすもの

 

仕事帰りに「ちょっと一杯」。

こういう日にもってこいなのが、“立ち飲み”ですよね。

 

ふらりと立ち寄れる環境を重視して、多くの立ち飲み屋さんはビルの1階や、1階でなくても通行人から見てフラットな階層にあるお店がほとんどですが、2014年5月1日にオープンした「立ち飲みワインバー GRECO」の2号店は斬新です。

 

なんと、階段を上がるのです。

2号店のマネージャー伊佐敦志さんに、常識をくつがえす2号店についてお話をうかがいました。

 

greco2号店の2階写真お店は2フロア。2階が立ち飲み。

 

 

greco2号店の3階写真この日お話をうかがった3階は、テーブル席になっています。

 

 

─ 同じ荻窪駅の北口に、すでに1号店がオープンしています。1号店と2号店では、コンセプトに違いがあるのでしょうか。

 

伊佐さん:ワインをカジュアルに楽しんでもらいたいという、GRECOの基本スタイルは同じです。ただ、2号店については、2フロア使えるということで、2階と3階で少し“顔の違う”印象に仕上げています。

 

 

─ なるほど、比べてみるとずいぶん違いますね。こちらはまるで、どこかのワイナリーのようです。



greco2号店の店内写真_ワイン3階の壁面に設けられた棚。ずらっとワインが並んでいます。

 

 

伊佐さん:ここ3階のコンセプトは“倉庫”です。倉庫に物を陳列しているイメージ、それも、ヨーロッパの街中にある倉庫をイメージしています。

 

1号店は、スペースが狭い分、お料理はおつまみ程度でしたが、こちらはその点、キッチンスペースを十分に確保できたので、フードメニューも充実しています。

お食事も楽しみたいというお客さまのために、3階にはテーブル席を用意しました。ワインと一緒に、ゆっくりとお食事も楽しんでいただけると思いますよ。

 

 

greco2号店のキッチンとフードメニュー広々としたキッチンスペース。フードメニューも豊富です。

 

 

─ 棚にはワインのほか、パスタといった食材も並んでいますが。

 

伊佐さん:倉庫ですからね(笑)。3階に関しては、お客さまが見てチョイスするというスタンスです。

基本のメニューはもちろんありますが、棚をご覧になって、急にペンネが食べたくなったら、「では、このペンネで何かおつくりいたしましょう」って。ここのシェフは、そういった対応が得意なんですよ。

 

 

パスタの写真棚に並ぶ食材の中から、食べたいものをチョイスしてシェフにオーダー。
そんなわ
がままもかなえてくれるのが3階。どんな料理が飛び出すか、待つ間もわくわくしちゃいそう。

 

 

─ ワインの価格もずいぶんリーズナブルですね。

 

伊佐さんグラスなら300円(税抜)、ボトルも2,500円(税抜)から取りそろえています。

 

約9割がカリフォルニア中心のアメリカワインです。ハウスワインは月替わりで300円にしてはおいしすぎるぐらいのクオリティのものをチョイス。

 

高品質で低価格、そのイメージにマッチしたのが、アメリカだったり、南米だったりのワインでした。

 

 

─ ワインのセレクトは、伊佐さんご自身でされているのですか?

 

伊佐さん:はい。立ち上げ期間のうち3カ月ぐらいはずっとワインを飲んでいましたね。

カリフォルニア系の試飲会なら、ほとんど全部行きましたよ。大きい試飲会で150種類ぐらい、小さい試飲会でも20~30種類ぐらいのワインが出ます。

だいたい100本を超えると、最後の40本は味がわからなくなってきますね。赤ワインの渋みに舌がやられちゃうんですよ。

 

でもね、おいしいワインってすぐにわかるんです。

とにかく流して飲んでいても、ぴたっと手が止まる。「来た!」って感じです。

そうしたら、もう一回その香りをかぐのです。

 

 

greco2号店店長の伊佐さんワインについていきいきと語る伊佐さん。ワイン選びの自信のほどが伝わってきます。

 

 

─ どれもこれもおすすめのワインだと思いますが、あえてひとつ挙げるとすれば。

 

伊佐さん:マリリン・モンローの、こちらのワインですね。カリフォルニアワインを探していて、「これだ!」と思ったのが、このワイン。

あまりにも気に入りすぎちゃって、バック・ヴィンテージをこんなにそろえちゃいました。

 

 

greco2号店の店内写真_ワインここに並んでいるものが在庫のすべて。
すでに1本売れた2002年モノは、「若いメ
ルローだけど、ちゃんと熟成感がある。すばらしかったです」と伊佐さん。熟成度に応じたマリリン・モンローの写真もポイントのひとつ。

 

 

─ 最後に、立ち飲みワインバー GRECO のセールスポイントや、今後の展望などについてお聞かせください。

 

伊佐さん:1号店は、イタリアやスペインの街角にある、ちょっとこじゃれたバルのイメージで、気軽にワインを楽しみたい方には、本当に居心地のよい空間になっていると思います。

 

2号店も、2階は同じ立ち飲みスタイルで、スタッフの立ち位置にもよるのでしょうけど、距離感が近いというか、隣に人がいれば、自然と会話につながる。それが「立ち飲み」のよさでもあると思っています。

3階は、今度、20人ぐらいで使いたいというお話があるのですが、ご予算とお料理の希望をお伝えいただければ、自由度が高い空間ですので、いろいろと自由に使っていただけると思います。

今後は、2号店でも、1号店で毎月実施しているワイン会をやれればいいですね。

 

荻窪は、ほかの街と比べると、いいお店がいっぱいあるのに飲み人口が少ないように感じています。

地元の人はもちろん、もっと範囲を広げ、中野から吉祥寺まで、ちょっと遠くても電車に乗ってわざわざ飲みに行きたくなるような、そんなお店づくりをめざしています。

 

 

greco2号店の店内写真_ワイン品種ごとに並べられたワイン。300種類以上の中から、お気に入りの1本を探し出してみては。

 

 

greco2号店の店内写真_ワインセラーセラーの中にはお高めのワインも。ちょっと高級なフランス、イタリアのワインも入っています。

 

 

 

伊佐さんセレクトワイン今回、伊佐さんにワインをセレクトしていただきました!!向って左側のスパークリングワインが、「セラーセレクション スパークリング ソーヴィニヨン・ブラン シレー二」そして右側の赤ワインが、「ショーン マイナー カベルネソーヴィニヨン ナパ」

 

 

オーダーパスタ「フジッリカサレッチェ」というパスタをチョイスして、シェフにオーダーしてみました!そんな夢のような1品がこちら!写真右側の「カサレッチェのゴルゴンゾーラクリーム」です!
パスタは
もちもちとした食感で、ゴルゴンゾーラクリームとの相性も抜群!絶品です♡

 

 

greco2号店の料理おいしいご飯に、おいしいワイン。荻窪に魅力あるお店がまた増えました!

 

 

 

(後記)

横浜と銀座のお店で長らくバーテンダーをしていた伊佐さん。

荻窪に来てはじめて「せんべろ」という言葉を聞いたのだとか。

「うちは、“せんべろ”だとちょっときついので、“にせんべろ”ぐらいで」と笑う姿は、本当にチャーミング。

ほかのスタッフのみなさんも、明るくて感じのいい方ばかりです。ぜひ気軽に立ち寄ってみてください。

 

 

せんべろ……1000(せん)円でべろべろに酔えるような価格帯の居酒屋や立ち飲みのこと。

 

 

罫線B★この記事を書いた人

罫線B

ライター上村恵愛さん

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