荻窪 和菓子

荻窪ならではのお土産は?歴史と伝統の和菓子編

 

おみやげ選びというものは難しいもの。
どこにでもあるようなものでは面白みに欠け、食べたことのない、本当においしいものかもわからないものを、お土産として贈ってしまうのは抵抗がある。

“荻窪といえばこれ”といったものが浸透していれば、さっと決められて贈りやすくなるのに…

 

そんな荻窪土産に悩む方のために、荻窪ならではの和菓子を紹介したい。

 

 

「亀屋」の「カフェオレ大福」 

亀屋のカフェオレ大福

「亀屋」

荻窪駅北口を杉並公会堂方面に進むと公会堂の隣に建つのが、創業82年の「亀屋」だ。こちらで人気を集めるのは、カフェオレ大福。
濃厚な味わいの生クリームを包む薫り、ゆたかなコーヒーあんの味わいは亀屋の座右の銘「美味求真」のたまものである。
冷凍された状態で売られるので常温で解凍してからいただく。
ひんやりと張りのあるお餅も絶品である。

 

 

「宝来屋」の「宝来最中」

宝来屋の宝来最中

「宝来屋」

「亀屋」から白山神社方面へ進むと見えてくる宝来屋。
三代目のご主人が作る最中は受け継がれてきた銘菓の味が楽しめる。
こだわりぬかれたパリパリの皮に滑らかにこされたあんが入っている。
お茶のお供にしたい程よい甘さ加減は、歴史あるお店の中で洗練され続けてきた味の深みだ。
宝来という文字も相まって、とても縁起のいいお土産だろう。

 


「高橋の酒まんじゅう」の「酒まんじゅう」
高橋の酒まんじゅうの酒まんじゅう

「高橋の酒まんじゅう」

早い日には開店してから数時間で売り切れてしまう超人気商品である。
酒まんじゅうとは、おまんじゅうの皮を作る際に米麹(こめこうじ)を用いて小麦粉を発酵させる技法で作られるまんじゅうのことを言う。
出来あがりに日本酒の香りがするのも特徴的だ。こちらのおまんじゅうも、麹のほんのりとした甘みを感じる。
全て手作りなので大きさが少しずつ異なる。そんな手わざによる丁寧な作りが「酒まんじゅう」の魅力の一つだろう。

 

 

荻窪の和菓子屋さん、大集合!

 

 

亀屋の外観写真

宝来屋の外観写真

高橋の酒まんじゅうの外観写真

 

 

 

 

 

 

 

 

左:亀屋
創業82年目の和菓子屋。荻窪公会堂のすぐ向かい、目立つ角地に建つ。

中:宝来屋
かつては四面道で営業。創業90年を超える老舗。荻窪土産にもってこい。

右:高橋の酒まんじゅう
地元の方にとっては言わずと知れた名店。紺ののれんが目印。

 

 

銘菓といえば荻窪だけではない!

 

 

荻窪の喜田屋とうさぎやの外観とおまんじゅうの写真

 

 

西荻窪駅から徒歩三分、喜田屋」は豆大福で有名だ。創業してから約70年。(写真左・上)

店頭には「北海道産小豆を100%用い甘さをひかえた”うちどり”の餡を使用しています 喜田屋」とある。
豆大福を購入にしてみた。片栗粉と赤えんどう豆でコーティングされた真っ白い餅皮は塩気が良く効いている。
たっぷりと詰まったつぶ餡は砂糖を控えていて、小豆の風味を感じられる。

 

 

阿佐ヶ谷でどらやきといったら「うさぎや」。名前を聞いたことがある人も多いのではないだろうか。(写真右・下)

「うさぎや@上野」の暖簾分けで創業1913年(大正2年)の老舗だ。
その昔、阿佐ヶ谷に住んでいた井伏鱒二、武者小路実篤、などの巨匠達も訪れたという。
どらやきはしっとりとした皮で後味スッキリの餡を包んである。シンプルながらも材料・加工ともかなりのこだわりを感じられる。

また、ムッチリとした皮と漉し餡の見た目が可愛い「うさぎ万頭」も若い人に人気がある。

店内には12席の座席があり、中で食べることも出来る。

 

 

紹介させていただいたのはその地域ならではの特色と、お菓子に対するこだわりを持つ銘菓ばかりだ。次に贈るお土産は決められただろうか?

 

(写真・ライター:松村)