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やみつき!毎日食べたい!炒飯専門店「炒飯の万博」

 

炒飯は家で作るもので、わざわざ外に食べに行くものではない印象が強い方も多いのではないだろうか。 たまに外で食べても「この量なのにこの値段!?」とガックリきてしまうとも少なくはない。

なので私は荻窪で炒飯専門店を見つけたときに、この土地でどのような炒飯が作られているのか、興味を惹かれた。

そして実際に「炒飯の万博」で炒飯を味わい、ご主人とお話することで、炒飯そのものに対する価値観が変わったのだ。

 

炒飯の万博の外観

 

 

荻窪の炒飯専門店!

 

都内の炒飯専門店は調べたところ10店舗ほどしかない。

荻窪駅北口から徒歩2分ほど、天沼陸橋のすぐ側にある「ことぶきどおり商店街」。

この商店街にある「炒飯の万博」は荻窪で唯一の炒飯専門店である。

 

お店の外観からはどのような味の炒飯が出されるのか見当つかないが、その謎を呼ぶ店構えと店名に好奇心を刺激された。

万博関連のグッズやポスターで彩り鮮やかな店内は、賑やかだが、飾らず落ち着く雰囲気だ。
看板メニューの万博炒飯の食券を渡し席につく。

 

万博炒飯

万博炒飯がやってくる。パラっと炒められた炒飯はこれまで食べたことのない新しい味だ。

味の決め手はXO醤。干しエビ、干貝柱などこだわりの素材も使いながら、この価格の炒飯は外には無いだろう。

これだけ素材にこだわりながらも、お手頃な価格で提供される万博炒飯は、訪れる人におなかいっぱいになってほしいという八子さんの想いが反映された一品だ。

 

「一般的な美味しい炒飯というのはどこの中華料理屋でも食べられる炒飯だと思いました。

”万博の炒飯は炒飯らしくない”なんてことも言われますが、素材や製法にこだわり本当においしい炒飯を提供し、”炒飯は家で作るもの、外で食べてもどこの味も一緒でしょ”という、今の日本人の炒飯に対するイメージを変えたいと思い専門店を始めました。」

 

そう炒飯への想いを語ってくれた店主の八子さん。

確かにこれぞ専門店のこだわり。そう納得させる味である。

お手頃な価格も嬉しいが、「炒飯の万博」の魅力はメニューの種類の多さにもある。

期間限定のオリジナルメニューも交えながら八子さんがこれまでお店で出した炒飯はなんと40種!!

 

お店に来る人を飽きさせない、次も来たくなるお店なのだ。

八子さんに気になる店名についての疑問もぶつけてみた。

 

 

万博肉焼炒飯


▲万博肉焼炒飯は塩麹の効いた豚肉にレモンをかけて頂く人気メニュー

とろ〜りオムそばめし


▲とろ〜りオムそばめし ソースの効い たそばめしをふっくら卵で包む

パーコー炒飯


▲パーコー炒飯は一日限定5食 下味の染みたパーコーが美味。

 

 

 

大阪万博で出された炒飯の再現がご主人の夢

 

ご主人がチャーハン専門店を開くと決めたときに、味の目標にしたのが、かつて大阪万博のパビリオンで出され、美味いと話題になったチャーハン。

 

味の再現のために、かつて大阪万博でチャーハンを食べた人に来てほしい。

そう望み、店を「炒飯の万博」と名付けた。 すでに大阪万博から43年経過している。

ご主人は大阪万博の炒飯の味を知る人とは未だ巡りあえていないそう。

 

 

──お店のオープンは一昨年末と印象よりもずっと最近でした。お店を出す場所として荻窪を選んだのはなぜですか?

店主:「10年ほど杉並、世田谷で生活していたので、知らない土地よりは知った土地がいいと思い荻窪にお店を出したんです。
一人暮らしの学生さんがすぐに来れる、そんなお店を出そうと考えていました。」

 

 

そう開店当時を振り返り語ってくれた八子さん。
試行錯誤を繰り返し、幻の味の再現という夢が叶うまで追求されつづける味は訪れる人の心をガッチリと掴んで放さないだろう。
最後にかつて大阪万博で出された炒飯の味をの知る方がいれば是非ともオギジンお問い合わせの方へご連絡いただきたい。

「炒飯の万博」が辿りつく味を、私を含めたお店のファン皆が待ち望んでいるのだ。

 

(写真・ライター:松村)