荻窪新聞 2014年8月14日
荻窪新聞

リビングゴールドの挑戦!!

荻窪発!新しい猫との暮らしを提案する。
 
猫付きマンション!!なっ、なんと荻窪にー!!
猫はもちろん、動物が大好きな方必見です。果たしてどんなマンションなのか、さっそく見に行って見ましょう!
http://ogikubo-magazine.com/life/wp-content/uploads/sites/2/living_catch.jpg

 

最近、マスメディアを通じてよく耳にする「猫付きマンション」

テレビや雑誌でご覧になった方も多いのでは?

 

実は、その物件を取り扱う不動産屋さんが荻窪にあるのです。

天沼 3 丁目の「リビングゴールド」さんを訪ねました。

 

リビングゴールド外観写真

 

 

 

猫好きの猫好きによる猫好きのための不動産屋

 

 

 

「いらっしゃいませ」

引き戸を開けると、代表の藤堂さんが、なごやかな雰囲気で迎え入れてくれました。それと同時に、まず視界に入ったのがこちら。

 

 

猫の江戸火消しの手ぬぐい写真「猫の江戸火消し」の絵てぬぐい。猫好きはこの時点でノックアウトですよね!!

 

 

 

もともとは銀行員だったという藤堂さん。

埼玉県朝霞市でリフォーム業を営むダンナ様と共にできる仕事をと考えていたところ、ダンナ様の仕事の現場となった荻窪で、タイミングよく空いていた店舗を見つけ、資格を取って始めたのが今の会社だそうです。

 

「最初は青梅街道沿いだったんですよ。でも、ここが売りに出されたのを知って、2013 年 1月に移転しました」 それ以来、天沼 3 丁目のこの場所で、訪れるお客さんを笑顔で迎えています。

 

 

そんな藤堂さんが、東京で猫の殺処分ゼロを目指して活動する NPO 法人東京キャットガーディアンと出会ったのは、昨年末のこと。

 

「そもそも猫付きマンションは、東京キャットガーディアンさんのほうで 4 年ぐらい前からすでに始めていたものです。それをたまたま何かの報道で見て、一緒にできることがあればと、私のほうからすぐにコンタクトを取りました」

 

思いを形にする力のある藤堂さん。そこには、リフォームも手がける猫好きの藤堂さんだからこその視点がありました。

 

 

藤堂さんの猫ちゃんたちの写真藤堂さんのかたわらには、実際に藤堂さんが飼っている猫ちゃんたちの写真がピン留めされています。かわいいですよね☆

 

 

 

「ひとり暮らし用の狭いお部屋でも、私たちが少し工夫することによって、人間も猫もぐんと住みやすくなるんじゃないかと考えたのです」

 

それで、こういうお部屋をつくってみてはどうかと提案し、それを次々と実現。

東京キャットガーディアンにとっても、まさに「鬼に金棒」の話だったのではないでしょうか。

 

 

資料を手に説明する藤堂さんの写真手がけた物件について熱く語る藤堂さん。その表情は猫への愛情に満ちあふれています。

 

 

 

現在、東京キャットガーディアンのシェルターで保護されている猫は 300 匹以上。

なかでも、大きくなってしまった猫は、なかなかもらい手が見つからないといいます。

猫付きマンションは、入居者さんの希望があれば、その猫ちゃんたちを一時的に預かり保護する場所としての機能をもちあわせているのです。

 

 

 

猫付きマンションで みんなをハッピーに♡

 

 

 

猫付きマンションのメリットとして藤堂さんが挙げたのは──。

猫を飼いたくても制約があって飼えないという入居者さん…安心して猫を飼える。

空き物件にお悩みの大家さん…“ペット可”を超える“ペットウェルカム”物件としての付加価値が得られる。

ひとつでも多くの命を救いたい保護団体…猫の預かり場所が増える。

…終の棲家が得られる。

 

 

万が一、何らかの事情で一度預かった猫を飼えなくなったとしても、東京キャットガーディアンに戻せばいいので安心だと藤堂さんはいいます。

「そうはいっても、実際に戻ってきた猫ちゃんはいないそうですけどね(笑)」

 

 

※二匹の猫が寄り添う写真ハッピーになれるのは人間も猫も一緒。いつも一緒にいようね♪

 

 

 

そして、このシステムの最大のポイントは、「ボランティア精神のつながり」だと藤堂さんは付け加えます。

保護団体はもちろん、入居者さんも、大家さんも、思いはひとつ。

「猫ちゃんの命を救えるのなら……」

その思いが少しずつ広がりを見せていっています。

 

 

「ありがたいことに、猫付きマンションのシステムに賛同してくれるオーナーさんや業者さんが集まるうちに、どんどんエリアも広がって……。今ではエリアが広すぎて、ご案内が大変なくらいです(笑)」

反響の大きさから、近々、東京キャットガーディアンのほうで、全国のペットウェルカム物件を扱うポータルサイトをつくる話があるそうです。

 

 

今後は、関東だけでなく、全国に広がる猫付きマンション。さらには、猫だけでなく、犬やほかの動物もこうしたシステムに組み込んでいければと、視野はどんどん広がっていきます。

 

 

 

◎施工例

キャットタワーにいる猫野写真キャットタワー。こんなふうに見下ろされたら、もうたまりません!!

 

 

キャットウォークキャットウォーク。照明は LED を使用。熱くならないので猫ちゃんも安心。

 

 

爪とぎ用の壁タイルお部屋のコーディネートにあわせて、爪とぎしそうな場所を壁タイルにすることも可能。

 

 

猫付きマンション内の写真壁の色も棚の形も自由自在。猫ちゃんの脱走防止用に柵だってつけられます!

 

 

罫線画像

 

猫付きシェアハウス登場

 

猫付きシェアハウス入居者募集!

 

さらに新しい試みとしてリビングゴールドさんが広めようとしているもの。

それが「猫付きシェアハウス」

 

こちらは文字通りの猫付き物件で、先に猫ちゃんが住んでいる中に、人間様が同居させて頂くといった物件。

 

なんとこちらのシェアハウス、8月中に募集開始する予定だそうです。

(※編集部注:入居審査と東京キャットガーディアンでの猫飼育に対する面接があるそうです。詳細はリビングゴールドへお問い合わせください。)

 

リビングゴールドさんが入居する分譲マンションの 3 階に、ちょうど所有する部屋が 1 部屋あり、それを現在、3 人用の猫付きシェアハウスにリフォーム中なのだとか。

 

「お部屋はちょっと狭いかもしれませんが、猫付きマンションがシェルターの猫を自分で選んで預かるのに対し、こちらのシェアハウスは、先にシェルターの猫をお部屋に入れておくので、まるで猫カフェに住むような雰囲気を味わえると思いますよ」

 

 

こちらのメリットは、たとえば飼育崩壊してまとめてシェルターに引き取られた猫のように、もともと一緒に暮らしていた猫たちが、そのまとまりで、また一緒に暮らしていけるということ。

 

「猫の相性ってけっこう重要なんですよね。シェアハウスのほうも、どんどん展開していければと思います」

 

 

ちなみに、この物件はペットシッター士の資格をもつ女性が管理人として就任予定。

「実はうちのスタッフなんですけど、今、学校に通っているんですよ」と藤堂さん。

「最終的には、お部屋を出るときに、気に入ったこを一緒に連れていってもらうのが理想。それでまた次のこが入って、そしてまたひとつ命を救って──」

 

荻窪から、そうしたプラスの循環がうまれるのはすばらしいことだと感じました。

 

 

罫線画像

 

 

環境省のホームページによると、2012年度に全国で一年間に殺処分された猫は 123,420匹、犬で 38,447 匹。年々減少しているとはいえ、まだまだこの数です。

 

命を大切にする街は、誰もがいきいきと暮らせる街のはず。

そういう荻窪を目指して、リビングゴールドさんの思いを、みんなでシェアしましょう!

 

 

 

 

【猫付きシェアハウス】支援者を募集しています!

クラウドファンディング募集

 

リビングゴールドさんでは現在、猫付きシェアハウス実現のための支援者を募集しています。

 

保護された猫と暮らせる『猫付きシェアハウス』を造りたい。
https://readyfor.jp/projects/catsharehouse

 

こちらレディーフォーというクラウドファンディングでの募集です。(詳しくはコチラ

猫付きシェアハウスには住めないけれど、プロジェクトは応援したい!という皆様。

是非、ご支援に参加してみてはいかがでしょうか。

 

 

 

【参考 URL】
NPO 法人東京キャットガーディアン
http://www.tokyocatguardian.org/

 

罫線画像

★この記事を書いた人

罫線画像

ライター上村愛恵さんの紹介画像

 

 

 

 

罫線画像